
複合機コピーの導入方法に現金レンタルの他にリース契約がありますオフィスによって機器のスペックが違うので料金価格は変わってきますメーカーサイトからリースがいいのか現金購入がいいのかわかりませんそこで複合機リースのからくりと関連する保守契約の仕組みを解説します。
ユーザーの立場では見えにくい複合機リースのからくりが販売者の立場になるとはっきりと見える情報もあるので紹介します。
複合機リースからくり
複合機リース自体はからくりみたいなネガティブなものはありません
高額な複合機をリースで導入するという事でお金的にいうとリース料金が上乗せされるので現金購入より結果的に高くなるという事はありますしかしこれは間にリース会社が噛むので仕方ない事です
そこでリース現金レンタルのメリットデメリットをまずは確かめましょう(経費的な部分を前面にして)
複合機リースメリットデメリット
複合機をリースにする事でメリットはまとまったお金が不要1台100万円超えの機器もリースだと月額約2万円払っていけばいい経理的にも経費で落とせるのでお手軽
複合機リースのデメリットはトータルでいくらかかったって計算するとリース料金が上乗せされるイメージだから現金購入より高くつく
それとこれみなさん見逃していると思われますがリースって販売者もユーザーもひとつの形だから価格に執着しないというか事務的に進めるので目に見えない価格が余分にって事になっています
(これが一番の問題だと思いますデメリットに気づいていない)
リース契約5年ならその間は解約が出来ません
複合機現金購入メリットデメリット

複合機を現金で買うとなるとトータルで支払い金額を抑えれるという事です
リースより安くつく
複合機現金で買うデメリットはまとまったお金が必要になる
経理処理は減価償却する事になるので少し面倒になる
複合機レンタルメリットデメリット
複合機レンタルのメリットは借り物だからお気軽で煩わしさがない
短期だと安くつく
複合機レンタルのデメリットは選挙のように短期だと使い勝手コストがいいですが
長い目で見ると高くつく(相手次第ですが)
本体機器は中古なので好き嫌いあるかもしれません
複合機リースからくり販売者の立場

複合機リースからくりは販売者の立場から見るとよくわかります
例えばノンフィクションの話になりますが私がこの度複合機販売会社を作るとします
会社ではなく事務器屋でもいいです
まずは店舗を探すのもいいですが複合機をメインで販売するなら自宅兼用でも可能です
なんといっても先立つものの余裕がないですから
次に複合機を仕入れないといけませんこれは過去の仕事の経験から某複合機のメーカーを扱う事にしましたメンテナンスも併せてしないと儲からないのでメーカーの認定を取ります
次にリース会社を見つけますこれも過去の仕事がらみから
メーカーのリース会社を紹介してもらうのもありです
後は販売していくのみです
複合機をリース販売メインで行うのでまとまった現金が不要になりそうです
メーカーの支払いサイトは短いですもし100万円の複合機を月間5台売れば500万円は翌月には支払わないといけませんお客はすぐに振り込んでくれないかもしれません
支払いサイトを遅れるとメーカーとの取引に制限が設けられるかもしれません
複合機の販売業者は様々ですが小企業も多いです
リースにする事は販売者にはとっても魅力的になるのです
しかもですね先にも複合機リースメリットデメリットにも出てきましたがリースってお互いもう価格に執着していないようになるお互いじゃなくてユーザーの方ですね販売者は得してるのでお互いじゃないですね
リース販売後は販売者は保守契約で利益を上げていけばいいとなります
複合機リースからくり悪徳商法やグレーゾーン

複合機リースで過去には悪徳商法がニュースで取り上げられていましたし海外でも複合機詐欺みたいなものもありました
複合機を現金だったらまとまったお金が必要だからユーザーも警戒が高いと思いますがリースだと月額費に移るので引っ掛かりやすいのかもしれません
過去よく見かけたのがリース契約しているユーザーに業者が新機種を持ち掛けるパターン
この場合リース料金が2万円だったのがいつのまにか新機器交換で3万円上乗せで月額5万円支払いになっているケースこんなのが実際ありました
複合機なんてクルマと違って趣味性や嗜好性なんかないのになぜ新機器にリース払い終わりでもないのに乗換えかというと保守契約のカウンター料金を安くすると言ってアメを用意しるのです
カウンター@4円を@3.2円にみたいな
レアなケースで見たのが農家さんには似つかわしい100万円超えのコピー機が3台
カラーコピー機もあったので当時は相当な金額だと思います
恐らくリースならまとまった金額が不要なので販売者になんだかんだで売られたと思います
知人の販売者に同行した時の話です社長さん人のよさそうな方だったからな・・・
ユーザーはリースだと油断する傾向があると思います
そういえば自動車もディーラーは現金購入よりディーラーローンとか残クレの方がいいみたいですね
複合機リースからくり保守契約

複合機はリースと保守契約がセットというか花形というか儲けの原理というか
複合機はリースから保守契約と話がとんとん拍子で進む事が多いです
ただリース保守契約は儲けの原点だからユーザーとしては逆にしっかり商談するのが本質だと思います。
複合機選びで重要なポイントがあります
- メーカー選び
- 販売者選び
- リース選び
- 保守契約
- フィットさせる
保守契約は確かにこちらから触ることは出来ません
しかし本体120万円のものが保守契約の経費は本体価格をも超える代物
それが保守契約ですなのでまかせっきりの商談はやめたほうがいいでしょう
例えば月間3,000枚使用でモノクロカウンター1枚@4としても
12,000円×5円で70万円超えてきます枚数がもっと増えれば本体価格に近付きますしカラー使用があると超えるでしょうね
だからリースによる商談不足
保守契約の商談不足は
経費的には大きなダメージを負う事がわかります
複合機リースからくり販売店同じ
複合機のコンサルティングをしているといつも気になるところがあります
それは同じ販売店に依存しているところ
いつもの昔からの取引
いやわかるんですよ信頼あるところから選択するのは問題なしだから
ただそれだと購入価格的には高く買ってる可能性があります
だとすると最終的にはいつもの信頼のあるところから購入でいいのですがそのプロセスは変えるべきだと思います
いつもの販売店だと価格は高い
先に紹介した複合機選びの重要な5つのポイント
メーカーから選ぶではそのいつもの販売店が選ぶべきメーカーを選択してないかもしれないしわざわざ比較をしている事はないつまり自分のメリットのあるメーカーの複合機を背負ってる
そのメーカーの複合機をユーザーに販売している
「いつもの販売店」もいくつも問題点はあります
だから
「いい販売店」を探すのも大いに役立つと思います
複合機リースからくりを知るにも上手に経費削減するにも「いい販売店」を探しておくには有効です。
複合機リースからくりのまとめ
複合機をリースで購入する事はいいことばかりではありませんでした
特にポイントは経費的な部分ですこれはオフィスや会社の方針にもよりますね
経費を安くは二の次なのかもっと複合機の経費を抑えてその浮いたお金で小型のページプリンターや社員にタブレットを持たせてもっと効率的に仕事を回すみたいな考えもある
複合機の経費は購入前しか基本出来ません
購入後は経費削減は残されていません
保守契約は5年後再契約は通常更に金額は上がります
それと複合機リースからくりの根本的な部分ですがクルマと違って複合機は中古でも二束三文なところがあります90年代のクルマがとかないです複合機は古くなればなるほどです
そこに経費で落ちるといっても高い設定のリース料が・・・というのが根本のからくりだと思います
だからこそ現金だろうと
以上です。