
富士フィルムからApeosC3571が新発売されました
業務用複合機でA3サイズのカラー複合機です
業務用複合機はビジネス使用やリース契約から価格にこだわらないユーザーさんがほとんどですが
もう少し価格を絞ってもいいんじゃないかと思っています
業務用複合機は選択は難しいのですが正しい選び方があります
そこで複合機やトナーに携わって30年以上の筆者が詳しく解説します
目次
ApeosC3571価格や仕様

ApeosC3571はコピー、プリント、カラースキャナ、FAX、ADFのモデルと
コピー、プリントだけのシンプルタイプの2種類用意されています
※ADFは自動両面同送り装置
プリント速度は35枚/分
価格は2,056,000円と
2,796,000円となっています
※消費税は含んでいません
設置費も36,000円ほどかかります
用紙サイズ:A3~A5~はがきなど
ApeosC3571の大きさ:(W)595×(D)677×(H)1,044~1,119mm
重さ:約118~120kg
エネルギー消費効率:69kWh/年
※低速機なのでかなり省エネですね
ApeosC3571口コミ

ApeosC3571の価格や仕様のデータでこれから使うのにオフィスでフィットしているかまずは確認したいです
スピードやデザイン、ADF機能・・・など
機能が増えれば増えるほど価格転嫁します
そして速度が速ければ速いほど価格に反映されます
逆にA3サイズは不要なのかFAXつきのオールインワン型の方がフィットするのかどうか?
ApeosC3571にはシンプルモデルも用意してありますオールインワン型に比べて75万円差がありますこのメーカーはまだ良心的だと思います選択の余地があるのでもしないなら75万円分不要でも購入する必要があったかもしれないからです(まさに業務用の価格を高く買う真骨頂のような事例です
業務用複合機の選び方が難しいのは
基礎知識や全体像を知る必要があるからですがもし
知らないと販売者任せになってオフィスに合ってるのか
経費削減は出来きているのか判断できない
また、業務用複合機のメーカーは10社ほどあります
例えばこの中で選ぶべきメーカーは3社だと思っています。
ApeosC3571は価格は200万円を超えています
これに保守契約を締結するのが通常です
ApeosC3571の保守契約を見ると
カウンター方式となっています
モノクロは1枚@8.5円
フルカラー@45円
最低プリント料金6,800円
※このような記載がありますまた有効期限は5年でその後は1年ごとの契約で10%以上の割り増しになるようです
一度ざっくりでもいいのでシュミレーションする事をおすすめします
5年トータルで本体を軽く超える事も珍しくはありません
月間使用枚数を例えばモノクロ4,000枚カラー1,000枚とします
ざっくりですが34,000円+45,000円で約8万円年間100万5年で500万円
保守契約は経費削減は難しい面はありますがこの価格も見逃せない
これに関連してリースでの購入を選択されることが多いですが
リースの選択は悪くはないのですが現金に比べてリース料を多く払うことになります
今回のApeosC3571でも数十万円UPとなります
ただこれは想定内だと思うのですがリースにする事によって経費が更に増えているので要注意です(ここが見えてないオフィス多いんですよ)
もう少し深堀するとリースって実は購入者より販売者の方がメリットが大きいというのも複雑な心境です
このあたりを購入前に頭に入れて交渉しないと無駄な経費がかさむということも多いのです
また、どのメーカーがいいのかプラス「どこから買う」のかっていうのもあります
メーカーによっては直販もありますが販売店経由も多いです
比較するためにも「いい販売者」を探しておく必要もあります
最終的にはいつもの販売者から購入するにしても相みつ的なものはやるべきです
いつもの販売者は信頼あるのはわかりますが特に価格に関しては別なのです
カラーでもプリントでも料金は消費します
例えば業務用メーカーの中にはプリンターが弱いところもありますしかし複合機はプリントもついているのでそれを使用してもらうことによってそのメーカーは高い金額を取り込めるわけです
こういう細かなところも交渉で頭に入れておく方がいいと思います
つまり
複合機は便利なのですがメーカーはこれを売りたいんですよね
だからこそ冷静に判断必要があります
他にも
廃棄の時の費用は
リース後の保守契約はどうなる
修理はどこからきて時間はどれぐらいかかる
など
・
・
まだまだ細かなチェックしたいところはあります
ApeosC3571のまとめ

複合機選びで重要なポイントは
メーカー選び
どこから購入するのか販売店は?
リースを考える
保守契約
フィットさせる
5つのポイントこれが重要です
ApeosC3571を購入する時の商談がもっとも重要となります
ここでの重要とは経費に関する部分が特にです
購入後はほとんど経費削減は出来ません
リース契約までもしくは使い続けるまで保守契約料金がかかるからです
なので購入前に出来るだけのことはしておく必要があるのです。
本体、保守契約、リース料金はバラバラにして熟考するのがベストです。
一律でとかぶっこみの見積もりなんかは本質が見えません
オプションなんかは隠す販売者がいますこれだとオプションが儲けの材料にされている場合もあるのです